今、始まるアートライティングの教育アートについて言葉で表現する過程で、アートへの参加体験を意味付け、振り返り、共有することができる。アートライティングの教育は、知を避けて感覚のみで作ることに傾きがちな美術教育から脱却し、表現、鑑賞、アートと生き方についての気づきを学習者が自分のものとしていく過程を支援し、未来の主体的な文化環境形成者を育てることにつながるのではないか。この研究会では、未だ数少ない「アートについて書く」ことに 焦点を当てた教育活動の試みを集め、その課題と可能性を問う。
■ 日 時 2006年1月28日(土) 午後1:00〜5:00
■ 会 場 つくば国際会議場 (つくばエクスプレス終点つくば駅下車)
■ プログラム
一部 第1回高校生のためのアートライター大賞授賞式
「アートライター大賞」は高校生が自分のアート体験をもとに書く小論文の全国コンテスト。
171編の応募作品の中から選ばれた大賞作品等を高校生自身がプレゼンテーションする。
第二部 特別講演
語りえぬもののために―アートライティングの先人たち
今橋映子 東京大学大学院総合文化研究科助教授・第1回アートライター大賞選考委員
第三部 アートライティングの教育実践報告
・筑波大学所蔵作品を用いたアートゲームによる言葉の広がり
皆川ひろ子 結城市立絹川小学校教諭
・アートって何?―マイ アート ギャラリーの実践から
水野谷憲郎 東京学芸大学附属小金井中学校教諭
・中等教育における芸術学の教育:総合学習「ゼミナール」の実践から
土井宏之 筑波大学附属駒場中・高等学校教諭
・美術専門コースにおける「美術概論」の実践
吉岡 隆 北海道札幌平岸高等学校教諭
・「対話」を通して「見る」という行為を考える
佐藤朋子 岡山県総社南高等学校常勤講師
・パブリックアート・地域文化研究、そしてアートライティングの可能性
松尾豊 富山県高岡第一高等学校教諭
総括コメント 宮脇理 美術科教育学会理事・元筑波大学教授
第四部 懇親会主催: 第一部・第二部…筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術学専攻
第三部・第四部…美術科教育学会共催
問い合わせ・参加申し込み: 筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術学専攻 直江俊雄 Tel/Fax 029-853-2821(研究室) naoe@geijutsu.tsukuba.ac.jp