巡検は,先着順に受け付けます.巡検に参加を希望される方は,往復葉書往信部に参加者氏名,住所,電話番号,所属を記入(返信用に受取人住所,氏名を記入)の上,下記宛にお送り下さい.締切りは2008年2月29日(金)です.折り返し,参加費の支払方法と当日の案内をお知らせします.
- 巡検申し込み葉書送付先
- 〒192-0937 八王子市南大沢1-1 首都大学東京 都市環境学部 菊地俊夫
- テーマ
- 大都市近郊における農村空間の商品化とその持続性を考える
―― 松戸市から葛飾区をあるく・みる ――
- 趣 旨
- この巡検は,日本地理学会持続的農村システム研究グループが中心となって行うものであり,大都市近郊を徒歩巡検で観察しながら,農村空間の商品化の諸相と存在形態を検討することを主な目的にしている.特に,今回の巡検では東京東郊の松戸市から葛飾区までの近郊農業地域を対象としており,さまざまな農村空間の商品化の様相が観察できる.松戸市では「二十世紀が丘」を訪ね,二十世紀梨のブランドを生み出した農村空間の都市化による変容を台地上の伝統的な農業空間と比較観察する.次に,松戸市矢切地区において農村空間の商品化の諸相を観察する.ここでは,伊藤左千夫の「野菊の墓」や演歌の「矢切りの渡し」などを契機にして,農村空間の商品化が進み,近郊農業の外延的立地移動と相まって,農業・農村景観が維持されている.矢切地区における農村空間の商品化は,メディアによるイメージづくりと,そのイメージに対応した農業生産活動の維持,およびつくられた農村イメージのサポーター(農村観光客や農家集団)の存在と,農村・農業景観の整備再編により支えられ,それらの相互関連のシステムが空間の持続的な商品化を生みだしている.それらのことを踏まえ,現地では農村空間の持続的な商品化のメカニズムについて議論したい.
- 集 合
- 3月31日(月)9時30分
- JR常磐線 松戸駅 東口広場
- 雨天中止
- 解 散
- 京成金町線 柴又駅 17時(予定)
- コース(予定)
- 松戸駅 ― 戸定公園(水戸藩主の別荘地:景勝地としての農村空間の商品化) ― 千葉大学園芸学部 ― 二十世紀が丘(二十世紀梨のブランド化のその後) ― 大川(伝統的な農村空間) ― 二十世紀が丘荻町(一時解散して各自昼食) ― 矢切地区(つくられた農村イメージと農村観光,および近郊農業空間) ― 矢切りの渡し ― 江戸川 ― 柴又帝釈天 ― 柴又駅(集合場所と離れていることに注意して下さい)
- *現地までの交通費,および現地での昼食代は,自己負担となります.御了承下さい.
- 案内者
- 菊地俊夫(首都大),山本 充(埼玉大),仁平尊明(筑波大),小原規宏(茨城大),有馬貴之(首都大)
- 定員
- 30名程度
- 参加費
- 500円 (資料代など)
- 地形図
- 1万分の1地形図「松戸」
- その他
- この巡検は,徒歩を中心としたものですので,歩きやすい服装で御参加下さい.また,集合場所と解散場所がかなり離れていることも考慮して下さい.
- 問合せ先
- 〒192-0937 八王子市南大沢1-1 首都大学東京 都市環境学部 菊地俊夫
- 電話 : 042-677-2761 FAX : 042-677-2589 e-mail :