我が国の機械工業発展には、製造工場における自動化(ファクトリーオートメーション:FA)技術をさらに進歩・発展させることが必要であり、その技術振興のためには、公益的な立場から財団法人を設立することが最も適切である、との考えから平成元年3月に、当財団の前身である「財団法人高度自動化技術振興財団」が設立され、ファナック株式会社が数値制御装置の出荷累計30万台を達成した記念事業の一環として、同社から全面的な支援を頂くことになりました。
本財団は、ファナック株式会社から寄贈された5億円を基本財産とし、その利息と同社からの毎年の寄附金を運用財産として活動を行っています。そして事業目的を一層明確にするために、平成11年11月に「財団法人ファナックFAロボット財団」と改称しました。
現在は自動化の時代と言われていますが、さらに高度な自動化をこれからも進展させていく必要があると考えています。それに対応するためには、自動化に関する応用的な研究とともに、その基盤となる基礎的な研究が極めて重要になります。そこで、本財団は優秀な研究成果に対する表彰などを行うことによって、FAと産業用ロボットの技術に関する大学・研究機関等の研究の一層の振興を図って参りたいと考えています。
本財団の活動が、我が国の産業および経済の健全な発展に寄与することを心から願い、皆さま方のご指導、ご支援を切にお願い申し上げる次第であります。
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