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画像電子学会第30回秋期セミナー開催のお知らせ

Visual Computing の基礎と先端技術」

ゲームやアニメ等のコンテンツ創造だけでなく,医療やデータ分析、科学的知見の視覚的把握、システムの管理や運用にも広く応用されるようになってきたVCの基礎とその実用最先端を紹介

■趣 旨

デジタルコンテンツの製作にComputer GraphicsVisual Computing が大きな役割を果たしています。本セミナーでは、ビジュアルコンピューティング、コンピュータグラフィックスの分野で活躍する第一線の研究者、技術者が、今年秋に出版予定の『ビジュアルコンピューティング』画像電子学会編の内容と最近の産業界におけるトピックや最先端の研究や映像の動向を紹介します。

■対 象

- CGに関する最新の技術動向を習得したい方、CGに興味を持つ学生の方

- CGによる新しいビジネスの可能性を探りたい方

- 企業の第一線で活躍されている方、および入社数年の研究開発者の教育用にもご利用ください。

■開催日時:2006914日(木)、15日(金) 9:50−17:50

■開催場所:東京工業大学ディジタル多目的ホール

         http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html

■参 加 費:会 員 (賛助会員、協賛学会会員を含む) 25,000

        会 員(長期継続特典利用の方)       5,000

        学 生 (大学院学生を含む)           5,000 円(学生歓迎)

        非会員                       35,000

・振込み手数料はご負担下さい。

・2日間・1名につき、テキスト代を含みます。参加者にはカラーで見やすい CD-Rによる講演資料の電子ファイル(パスワード付)を用意する予定です。

また、9月出版の書籍「ビジュアルコンピューティング」3045)*、および、東京大学西田友是研究室によるSIGGRAPH論文の全概要の翻訳資料* * も参加者に配布予定です。セミナーの講演の理解をより深めるものとして、セミナーの特別資料として準備しております(詳細は文末参照)。

■定  員:150名 (定員になり次第締切りますので、お早目の申し込みをお願い致します。)

■お申込み先等:

105-0012 東京都港区芝大門1-10-1 全国たばこビル 6 F

「第30回秋期セミナー事務局」

TEL: 03-5403-7571  FAX: 03-5403-7572  E-mail:kikaku@iieej.org

こちらから直接お申込みいただけます。→ http://wwwsoc.nii.ac.jp/iieej/trans/kenaf.htm

主  催:画像電子学会

協  賛(予定):日本印刷学会、日本画像学会、日本写真学会、映像情報メディア学会、

          情報処理学会、電気学会、電子情報通信学会、日本図学会、

          CG-ARTS協会(財団法人 画像情報教育振興協会)

 

プログラム

914日(木)---------------------------------------------------------------------

9:50-10:00

 ■開会の挨拶 近藤 邦雄 ビジュアルコンピューティング委員長(埼玉大学)

座長:近藤 邦雄(埼玉大学)

10:00-11:10

 ■CGの基礎 「CGの基本技術」

       乃万 司(九州工業大学)

本講演では、物体のモデルに座標変換を施し陰影を付けて表示するまでの過程をわかりやすく説明し、CGの「原理」を明らかにします。はじめて本格的にCGを学ぶ方への入門であるとともに、後に続く高度なトピックの導入部の役割を果たします。

11:10-12:20

 ■CGの基礎と応用 I 「形状モデリング技術の動向」

       金井 崇(東京大学)

 モデリング技術は、ビジュアルコンピューティングの中核をなす技術であり、かつ技術の進展が著しい技術でもある。本講演では、メッシュモデリングや細分割曲面モデリング、陰関数曲面を利用した点群モデリングなど、最近のモデリング技術についての解説を行う。

座長:中島 康之(KDDI研究所)

13:40-15:00

 ■CGの実用最先端技術 その 

  「高臨場感VR映像コンテンツの制作活用事例とさらなる可能性」

       小黒 久史(凸版印刷株式会社)

 VR技術の導入によって、映像コンテンツの対話的な鑑賞が実現されるだけでなく、新たな演出手法の提案やさらなる応用技術の創出など、様々な可能性が大きく拡がる。本講演では、高臨場感VRコンテンツの制作応用事例や今後の可能性について述べる。

座長:金井 崇(東京大学)

15:20-16:30

 ■CGの基礎と応用 II 「レンダリング:基礎からラジオシティ・フォトンマップまで」

       新谷 幹夫(東邦大学)

 レンダリング処理は、形状や照明などの情報から画像を生成する技術である。本講演では、写実的なレンダリングに焦点を絞り、基本技術からラジオシティ法、フォトンマップ法、さらに光の散乱現象などについて、分かりやすく解説する。

16:30-17:40

 ■CGの基礎と応用 III 「キャラクタアニメーション」

       栗原 恒弥(日立製作所,東京大学)

 キーフレーム法、モーションキャプチャなどの基礎から、最近のキャラクタアニメーションの研究動向を簡単に説明する。具体的には、モーションデータの編集や再利用技術、キャラクタの形状モデリングと変形、顔、洋服、頭髪などに関する技術について紹介する。

 

915日(金)----------------------------------------------------------------------

座長:関沢 秀和 企画委員長(東芝テック画像情報システム)

10:00-11:10

 ■CGの基礎と応用 IV 「NPR手法」

       斎藤 隆文(東京農工大学)

 イラストや絵画のようなCG表現を実現するNPR (Non-Photorealistic Rendering) について解説する。NPRは、視覚情報をありのまま伝えるのではなく、強調・省略を施すことで、人間の視覚により効果的に伝えることが特長であり、近年発展してきた分野である

11:10-12:20

 ■CGの基礎と応用 V 「ビジュアリゼーション」

       藤代 一成(東北大学)

ViSCレポートの発刊以来20年が経過し、今年1月にNIHNSFから「挑戦的可視化研究レポート」が発刊され、次代の可視化技術が俯瞰されています。本講演でもその内容をふまえ、今後の可視化研究開発の行方を展望します。

座長:堀越 力(NTTドコモ)

13:40-15:00

 ■CGの実用最先端技術 その 

  「視聴者参加型CGエンタテインメントの提案 “フューチャーキャストシステム”」

       森島 繁生(早稲田大学)

 2005 愛・地球博で提案した新しいエンタテインメントシステムの概要と今後の展開について述べる。特に、今後のシステム展開で必要とされるCG及びCVの技術の現状と今後についても述べる。

座長:斎藤 隆文(東京農工大学)

15:20-16:30

 ■ CGの基礎と応用 VI 「グラフィックスハードウェアとリアルタイムグラフィックス処理

    -OpenGLアーキテクチャの基礎-

       柿本 正憲(日本 SGI

 現在のGPUのアーキテクチャの基本となっているグラフィックスパイプライン処理の内容とそのハードウェアでの実装について解説する。プログラマブルGPUやシェーディング言語、GPUを使ったアルゴリズムの実例についても簡単に触れる。

16:30-17:40

 ■ SIGGRAPH報告 「CG研究の最先端」

       近藤 邦雄(埼玉大学)他

 米国ボストンで開催される世界最大のコンピュータグラフィックスの学会SIGGRAPHにおける発表論文をもとに、世界のコンピュータグラフィックスの研究動向について紹介する。またこの数年のSIGGRAPHでの幾つかの代表的な論文も紹介し、研究の傾向のみでなく具体的な興味深い研究を紹介する。

17:40-17:50

 ■閉会の挨拶  藤代 一成 画像電子学会 副会長(東北大学)

 

 

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*日本の著名なCG研究者が執筆:先端的なCGを紹介!

『ビジュアルコンピューティング―3次元CGによる画像生成―』画像電子学会 編 

西田友是+近藤邦雄+藤代一成 監修 ISBN 4-501-54170-9 C3055 定価(本体2900円+税)

内容:ゲームやアニメ等のコンテンツ創造だけでなく,データ分析や科学的知見の視覚的把握,また多くの分野におけるシステムの管理や運用にも広く応用されるようになってきたCG。基礎的な知識を身につけた技術者・研究者に向けて,モデリング,レンダリング,アニメーションの最新技法,さらにビジュアライゼーション,インタラクションといった実生活との接点や専用ハードウェアの革新等の先端的技術について解説する。

* *『SIGGRAPH2006 Papers on the Web』東京大学西田友是教授研究室翻訳

本年8月にボストンで開催さまれましたSIGGRAPHの論文集に掲載されている論文概要のすべてを西田研究室で翻訳しました。配布資料は、その翻訳文書と論文のpdfのリンクや著者らのWebページを容易 に見ることができるようにリンクされています。SIGGRAPH論文を調査する上でもたいへん貴重な資料です。