沖縄学研究所Institute for Okinawan Studies

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<所長プロフィール>


外間守善(ほかま しゅぜん)

大正13年(1925)年生、沖縄県那覇市泉崎出身。沖縄県立師範学校を経て、國學院大學文学部国文学科卒業、東京大学文学部言語学科研究生修了。文学博士。法政大学名誉教授、沖縄学研究所所長、沖縄文化協会会長、沖縄県立芸術大学客員教授。名桜大学客員教授。

長年にわたって琉球方言、『おもろさうし』、さらに南島全域(奄美・沖縄・宮古・八重山)にわたる神歌の研究に取り組み、それぞれに研究の成果を結実させる一方、沖縄の歴史・文化・言語・文学・思想等、沖縄学に関する多数の著書を刊行。昭和42年(1967)、沖縄文学の研究によって、朝日学術奨励賞を受賞。昭和43年(1968)には、法政大学に日本初の沖縄学講座(大学院・大学)を新設、担当。同47年に、同大学に沖縄文化研究所を創設、副所長・所長を歴任した。同55年(1980)、南島歌謡の研究によって伊波普猷賞(沖縄タイムス社)を受賞(共同受賞)。また、氏を中心に運営する沖縄文化協会の月例研究会は50余年に及び、沖縄各地での島おこし文化講演も480回余を数える。

琉球大学宮古諸島学術調査、九学会連合の奄美調査、法政大学久米島調査および久高島調査等の委員長をつとめ、常にフィールドワークを意識した研究活動を行ってきた。さらに、沖縄研究国際シンポジウムを20余年にわたって企画、実行、沖縄学を世界に開く契機をつくり、沖縄研究の普及につとめている。

平成7年(1995)には、沖縄研究の集大成として『南島文学論』を上梓(角川書店刊、角川源義賞受賞)。同年、もうひとつのライフワーク、『沖縄古語大辞典』(共編、伊波普猷賞受賞)を完成、角川書店から刊行した。永年の沖縄学研究は国際的にも高い評価を受けており平成15年(2003)には第14回福岡アジア文化賞大賞を日本人として初めて受賞した。

主な著書として、『校本おもろさうし』『おもろさうし辞典・総索引』(仲原善忠との共編、角川書店)、『おもろさうし』(日本思想大系18 岩波書店)、『南島歌謡大成』(総編集 全5巻 角川書店)、『沖縄の言語史』(法政大学出版局)、『うりずんの島』(沖縄タイムス)、『沖縄の歴史と文化』(中央公論社)、『海を渡る神々』(角川選書)『おもろさうし』上・下(岩波文庫)、『沖縄の言葉と歴史』(中公文庫)、『沖縄学への道』(岩波現代文庫)などがある。

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