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| 第122回大会 | 日時 | 2011年10月16日(日) |
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| 会場 | 立教大学 | |
| 内容 | 大シンポジウム統一テーマ:「労使関係の変化と労働組合法の課題」 詳しくは122回大会の項をご覧ください。 |
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| 第123回大会 | 日時 | 2012年5月20日(日) |
| 会場 | 関西学院大学 | |
| 内容 | 個別報告およびミニシンポジウムの二部構成を予定している。 詳しくは123回大会の項をご覧ください。 |
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| 第124回大会 | 日時 | 2012年秋 |
| 会場 | 学習院大学 | |
| 内容 | 大シンポジウム「有期労働と派遣」(仮題)の開催を予定している。 詳しくは124回大会の項をご覧ください。 |
今秋の学会テーマは、「労使関係の変化と労働組合法の課題」という久しぶりに集団的労働関係法の分野となります。もともと労働法学会におきましては、公務労働法制も含めて、集団的労働関係をめぐる理論課題が主要なテーマでした。第二次世界大戦後に発達した労働組合運動が次々と新しい法律問題を労働法学に提起したからにほかありません。
大規模な労働争議が頻発した時代には、生産管理論、ピケッティング論、官公労働者の争議権論などが主要な論点でした。
その後、高度経済成長を背景に労使協調的な労使関係の確立が模索されるようになり、企業別労働組合は、民間大企業の安定した労使関係の源泉と評価されるようになっていきました。しかし、この時期には、公共部門および中小企業の一部ではなお対立的な労働組合運動の潮流が影響力を保ち、また、民間大企業においても労働組合内部での対立または労働組合の分裂などが起こり、不当労働行為論や統制権論、ユニオンショップ協定論、組合活動論、団交権論など集団的労働関係をめぐって多様な検討課題がありました。
この時期までの集団的労働法をめぐる議論は、労働組合の集団的な労働条件規制力の適正な発揮が公正な集団的労働関係を確立する条件であるとの認識に基づいていました。
しかし、低成長期に入り、比較的労働組合の組織率の高い第2次産業の労働人口が減少し、労働組合組織率の低い第3次産業の比重が高まり、また、企業別組合の組合員資格のない非正規雇用が増加するにつれて、労働組合の組織率が次第に低下し、2割を切るに至りました。この段階になると、伝統的な集団的労働関係をめぐる議論とは異なる状況が生じてきています。法的には集団的労働紛争として登場する労働紛争がその内実が労働者個人の個別的労働紛争である事例が増加しているからです。労働者が地域の合同労組に個人加入するいわゆる「駆け込み訴え」がそれです。
このような労働組合の組織率の低下および個人加盟制の労働組合の活発化という状況が労働法学にどのような理論課題を提起しているかを見極めることが今回シンポジュームの課題となると思います。
日本の労働法制は、労働組合が団体交渉当事者になるための資格に制約を加えていないので、合同労組型の労働組合運動の展開にとって大きな障害があるとは思われませんが、就業形態の多様化のなかで企業が利用する外部企業の労働者の労働組合との団体交渉をめぐる紛争などは新しい法律問題となっています。また、労働組合が労働者の自発的組織であるために、現在では集団的なコミュニケーション手段を欠く企業が多くなっています。このことは、今後の労働法制のあり方を考えるうえで重要な検討課題となっています。シンポジュームでは会員各位の活発な議論を通じてこれらの理論課題の検討が進むことを期待しています。