『ホルモンの生物科学』シリーズ


「『ホルモンの生物科学』刊行にあたって」より

 日本比較内分泌学会は,内外の研究の情勢を考慮して昭和50年に設立されたが,その設立趣意書に,「系統発生学的視野から分子生物学的視野までをも含む広い視野に立った内分泌学研究の促進」と謳っている.このような幅の広い視野をもって研究を遂行するには,生物学,医学,水産学,畜産学などの各分野の研究者の意見の交換,研究の交流を必至とする.
 現在,各分野における内分泌学の研究あるいは応用に関しては必ずしも連携がとれていない.そこで,本会は毎年各分野の研究者が集まるシンポジウムを開催し,general and comparativeな立場で討議し,その内容を「ホルモンの生物科学」シリーズとして刊行することとした.本シリーズを通じて,各分野の研究者に共通の基盤が生まれることを願うとともに,各研究者がこのシリーズを“Endocrinology in thought and action”として捉えられることを期待している.このようにして初めて,共感と驚きをもって他を聞き,喜びをもって自己を語ることができ,そして広い視点にもとづくアイディアが生まれ,新しい研究に駆り立てられるようになるものと思う.
 研究者が裾野の広い基盤の上に立って内分泌現象を眺め,これを研究行動に移して,新しい内分泌学の推進に本シリーズが貢献できれば幸いである.さらに本シリーズを通じて,学生諸君が今日の生物科学の一面を知り,明日を読みとる糧になることを期待している.
日本比較内分泌学会
 
比較内分泌学序説 ホルモンの生産と分泌 ステロイドホルモンの生物化学 ホルモンと生殖I
1. 比較内分泌学序説 
   
  山本 清 編 
  2,940円
2. ホルモンの生産と分泌 
   
  見上晋一 編 
  3,780円
3. ステロイドホルモンの 
  生物化学 
  玉置文一 編 
  3,780円
4. ホルモンと生殖I 
  −性と生殖リズム 
  新井康允・小林英司 編 
  3,150円
ホルモンと生殖II ホルモンと生殖III ホルモンと水・電解質代謝 行動とホルモン
5. ホルモンと生殖II 
  −その相関と作用機構 
  木川源則・大島 清 編 
  3,990円
6. ホルモンと生殖III 
  −生殖現象の制御 
  笹本修司・会田勝美 編 
  4,689円
7. ホルモンと水・電解質代謝 
   
  小林英司・平野哲也 編 
  3,360円
8. 行動とホルモン 
   
  大西英爾・川島誠一郎 編 
  3,570円
性分化とホルモン ペプチドホルモン
9. 性分化とホルモン 
   
 田名部雄一・川島誠一郎 編 
  3,150円
10. ペプチドホルモン 
   
  石居 進 他編 
  3,262円

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