研究会  

カドリール研究部会報告

★カドリール研究会 2009

井上文子
20091031日(土)・111日(日)聖徳大学 生涯学習社会貢献センターにて、池間博之先生とのジョイントでフランス(1819世紀)のカドリール・ワルツなどの研修会を開催することが出来ました。今年はフランスからイボンヌ・ヴァール女史をおき招しカドリール3曲他を指導していただきました。今回のカドリール作品はそれぞれフィギアが複雑で難易度の高いものでした。参加者約80名は時折思考が混乱してしまいセットが崩れ苦笑い、戸惑いを隠せない場面もありました。しかし、それぞれのセットの8人が真剣に取り組み協力しあって最後には踊りを完成させ拍手が出るなど充実感を味わうことが出来ました。そしてホットした笑顔もでてきて無事終了となりました。    (聖徳大学) 



★カドリール研究会 2008

井上文子

 今年も池間先生が中心となる英国ダンスを楽しむ会とカドリール研究会と共催で1115日(土)、16日(日)、聖徳大学生涯社会貢献センターで、米国からジェニー・ビアさんを迎えてイングリッシュカントリーダンス研修会を開催できました。
 ジェニー・ビアさんは、イングリッシュカントリーダンス・スコティシュダンスの指導・作曲・ダンス創作ピアノとリコーダー演奏をされます。日本での4年間の研究経験もあり日本語が堪能です。今回の研修会では、ご自身の創作作品がどの様に出来上がりどんな表現をしているかを解説しながら、リコーダーの生演奏を加えてのものでした。また、講義で「ダンスにもなまりがある。同じ踊りを踊ってもそれぞれの民族の持ち味が自然に出る。」と語れていたことが心に残りました。
 2日間の研修も美しく流れる曲にのり踊りを踊っているうちに瞬く間に終了しました。

(聖徳大学)

       カドリール研究会 2007

岸田 眞弓

 カドリールの原点であるカントリーダンスは、歩が中心であり美しい音楽にのり誰でもが踊ることの出来るダンスです。このダンスには動きのパターンが数種類あり、それを理解することによりコール一つで踊ることも出来ます。

また会員によるカドリール「フィガロの結婚」の発表と指導も行なわれ、有意義な時間を過ごすことができました。

(聖徳大学)

 カドリール研究会 2006

岸田 眞弓

 カントリーダンスは農民ダンスと解釈されていますが、数多くの曲を聴けば単なる粗野な踊りではないことが推測されます。このイギリスのカントリーダンスがフランスに渡りコントル、コチロンとなり、1819世紀にはカドリールと呼ばれるようになりました。

 今年も池間博之先生(史的舞踊研究会代表)とのジョイントにより、ニューヨークからGene Murrow先生をお迎えし、イングリッシュカントリーダンス研修会を開催することが出来ました。

1118日(土)1400194519日(日)9301630の2日間、聖徳大学生涯学習貢献センターにおいて行われ、両日ともに約80名が集い、「BEACH SPRING」「LAURA’S WALTZ」など10曲余の指導を受け、さらにその時代背景にも目を向けた興味深い内容でした。また終始、流れるような美しいピアノ伴奏のもと、身も心も、そして足どりも軽く、優雅な中にも緊張感を漂わせながら楽しく踊ることが出来た2日間でした。

(比較舞踊学会理事・聖徳大学)

 

カドリール研究会 2005

岸田眞弓

 平成13年に発足したカドリール研究会も5年目を迎えようとしています。

上記研究会は今年度、池間博之先生(史的舞踊研究会代表)とのジョイントで、海外からの講師を2回にわたりお迎えし、開催することができました。

第1回は93日(土)11:00~20:004日(日)9:30~16:30、第2回は113日(木)10:30~16:30、聖徳大学生涯学習貢献センター14Fを会場に研究会が開催され、ともに約70名が参加しました。

1回は「フランス19世紀の舞踏会(カドリール)」をテーマに講師であるフランスのイボンヌ・ヴァール先生(カリューイール ビサルドン音楽学校講師)により‘FANTAISIE PARISIENNE’、‘MAZURKA DES SOURURES’など数曲の指導があり、その当時流行していた音楽やステップ、また踊られていた背景などを理解し優雅に且つ軽快に踊る事ができ、また夜の部では池間先生による指導もあり、有意義な時間を過ごす事が出来ました。

 第2回は「ENGLISH COUNTRY DANCE」をテーマに講師であるアメリカのシャロン・グリーン先生(イングリッシュカントリーダンス指導者)により‘THE INTRODUCTION’、‘WA’ IS ME’など多くの曲が指導されました。歩が中心ではありますが方向、回転の変化など豊かな表現のある動きに少し緊張感も覚えながら、しかし、美しい曲にのり優雅な気分を味わい踊ることができました。

 これらの研究会を通して、当時の舞踊を再現しそれを踊ること、そして人を思いやる余裕のある気持ちの大切さや必要性を改めて感じることの出来た研究会でした。

(比較舞踊学会理事・聖徳大学)


ドリール研究会 2004

                                   安広美智子

 優雅で身体にやさしいカドリールの魅力に惹かれた会員が、史的研究をベースにカドリール作品を学んで4年目を迎えようとしています。本年度は、イングリッシュ カントリーダンスを楽しむ会(代表 池間博之氏)とジョイントで「新しい時代の古い踊り ENGLISH COUNTRY DANCE」の講習会を91920日の2日間聖徳大学で開催する事ができました。講師は、ブルース・ハミルトン夫妻(アメリカ カントリーダンス&ソング協会評議員)をお迎えし「Alice」「Mulberry Garden」「Mount Hills」など11作品の指導を受けました。姿勢を正しく、メロディーに乗って美しく流れるように踊ること、パートナーとのアイコンタクトの大切さなどステップだけでなくカントリーダンスの心得も作品を通して学ぶ事ができました。カドリールは、17世紀のイギリスのカントリーダンスから生まれフランスで洗練され確立された舞踊であるため踊りの共通性も多くその技術の提供は有意義なものでした。今までの研究成果を、次回の学会大会で報告する予定です。

(比較舞踊学会理事・聖徳大学)

 

       カドリール研究会 2002

安広美智子

開催日時:平成15年2月22日(土) 13時~1530

開催場所:聖徳大学

カドリール研究会は、聖徳大学社会人公開講座の受講生(学会員)からの希望により発足した部会であり、聖徳大学関係者を中心に平成13年より活動を行っている。カドリールは、イギリスの17世紀のカントリーダンスが18世紀~19世紀にコントル、コチロン、フランセース、カドリールとしてフランスで誕生した。8人が標準型であり、コントラ、スクュエア隊型で踊る優雅で上品な舞踊である。

カドリールは、5つのフィギュアからなり、それそれ特徴ある当時の流行曲で踊られた。フランス上流社交舞踏会で踊られたカドリールのステップは、バロックダンス系列の複雑なものであったが、全ヨーロッパに広がり、民衆も踊るようになるとステップが単純化され、その後女子体育教材として導入されウォークに変化した。

 日本においては、明治時代鹿鳴館で踊られ、その後女子体育教材として導入された。現在も一部の学校で踊りつがれている(資料より抜粋)。カドリールの成立過程、社会における舞踊の位置づけについて講義後、150年前の踊りである「カレドニアン カドリール」、現代風にアレンジされた「野ばら」の実技指導が行われた。

池間先生は、とても楽しく指導してくださり先生のコールにより、参加者は皆、貴婦人のような気持ちで優雅に踊ることができたようで、満足そうな笑顔であふれていた。踊りは、コミュニケーションであるということをあらためて感じた研究会であった。

(聖徳大学)