応用地質学のための地形図読図

鈴木 隆介 [中央大学理工学部]

 応用地質学における地形図読図の意義は、Site geology とArea geology の隙間を、 合理的、安価かつ速やかに、補填することにある。 読図の主眼は丁場の「位置」や「地形」の認定のみならず「地形種」の特定である。 丁場とその周囲の地形種が分かれば、それらを形成した地形過程が判別されるから、 応用地質学的に問題となる表層地質、地形災害,建設工事上の留意点が順に推論され、 大局的観点からの過不足の少ない現地調査計画の立案に資するであろう。