日本農作業学会

トピックス
連載コラムバックナンバー連載コラムバックナンバー(1~30)連載コラムバックナンバー(31~)新着情報バックナンバーホーム


連載コラム

連載コラムこのコーナーでは、本学会が関わるテーマなどについて自由な立場で会員が意見を公表しています。さらに、それに対する議論や、テーマ自体の新たな展開も期待しています。著者の横のメールアイコンをクリックして投稿してください。

Line

連載コラム No. 50

淡路島での平成21年度秋季大会に参加して

会 長 坂井 直樹 メールはここから


坂井直樹 会長 11月19日(木)~20日(金)の2日間、日本農作業学会平成21年度秋季大会南あわじ市(旧三原郡)を中心に開催されました。集合場所の新神戸駅には、全国から会員が集いました。用意されたバスに乗って神戸淡路鳴門高速道の明石海峡大橋を渡ると、そこはもう絶景の淡路島でした。同島の生産品としては野菜(レタスやキャベツ、ハクサイ、タマネギなど)が有名ですが、このほかにコメや果樹、花卉など農業の盛んなところです。最初に、南あわじ市八木地区にある兵庫県南淡路農業改良普及センター淡路農業技術センターを訪問しました。ここでは、普及センターの真野所長と北村普及主査、技術センターの上谷農業部長から、管内農業の概況や技術的課題などをうかがいました。農民車の話題も出され、会場は興味津々でした。 ついで、榎列播多地区の土地改良事業を見学しました。ここでは、土地改良区の秦理事長をはじめ、関係する農家の方々も駆けつけてくださり、地域開発事業についてのお話をうかがいました。近代化された圃場には来訪する見学者も少なくないようで、圃場や水管理の様子だけでなく、コンクリート畦畔や段差付き農道にも質問が出されました。辺りが暗くなって来たころ、バスはホテルへ向かいました。荷物を部屋に置いて、ただちに1時間ほどの意見交換会が同ホテル会議室で開かれました。これには、JAあわじ島の仲尾営農部長と盛野販売部長も同席してくださいました。その後、懇親会が開かれ、地元食材を堪能してからこの日の予定は終了しました。

  翌日は、朝8:30にホテルを出発して、阿万塩谷地区の野菜圃場を見学しました。ここでは、県農業経営士の岡本氏と農家の方(実は庄司先生のお父君)が説明をしてくださいました。ここは、江戸時代以来の干拓地で、われわれの立っているところがかつて海中であったという説明に驚くとともに、圃場整備に向けたこれまでのご苦労と誇りが感じられました。付録として、ピカピカの農民車を拝見しました。続いて、松帆地区にあるJAあわじ島の予冷施設およびタマネギ選果施設(ともに塩浜)、さらにバスで移動して、野菜育苗センター(高屋)を見学しました。これらの施設見学をもって予定は終了し、新神戸駅で解散しました。詳細については、後日、大会事務局から報告がなされるものと存じますが、堀尾尚志先生(副会長)と庄司浩一先生には、きめ細かな設営のもとで勉強の機会を与えていただきました。画竜点睛を欠くといえるのかもしれませんが、本来ならば世話人として設営に携わっていただけたはずの古東英男氏が本年9月に急逝したことは、大会事務局を慌てさせたようです。ご遺族からは、この日のために刷り上ったばかりの同氏の著書(日本農業の再生、2009年11月20日発行、農林統計協会)を参加者全員に賜りました。本学会員でもあり、淡路島農業の表裏を熟知していた同氏が欠けたことは大変残念なことでした。ご冥福をお祈りします。従来とはやや異色のスタイルでありながら、充実した本大会の設営から実行までにご尽力くださった大会事務局に対して改めて感謝申し上げます。

Line

このページのトップへ


ホームへ 
連載コラムバックナンバー連載コラムバックナンバー(1~30)連載コラムバックナンバー(31~)新着情報バックナンバー