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川は、絶えず水が流れている環境です。そこには、多くの生物が生息しています。 |
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川は、流れている水だけではありませんね。 川底には、たくさんの石や砂があります。 その石や砂は、緑色や茶色でぬるぬるしていませんか? そのぬるぬるは、微生物たちなのです。 川底の石に微生物たちがくっついて、膜を作っているのです。 あなたはどんな環境に興味を持ちますか? 微生物は川で何をしているのでしょうか? |
目で見えない微生物の姿を確認するにはどうしたらよいのでしょうか? 微生物が好きな物質(エサ)をシャーレに入れて培養し、目に見える大きさまで増殖させる方法があります。 栄養を寒天で固めたものに微生物をおいて増殖させると、細菌はえさを食べて大きくなりどんどん分裂します。 30回以上も分裂をすると、いくら小さくても私たちの目で見えるくらい大きな固まり(コロニー)を作ります。 これが細菌の作ったコロニーです。 |
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このコロニーはどんな細菌であるかわかりませんので、性質を調べて名前をつけます。 細菌はコロニーをつくらせなくても、特別な色素で染めてもっと大きな顕微鏡でみると写真のように見えます。 |
| 川底の石の表面は、小さな生き物達の住み場所です。 そこには、顕微鏡でしか見えないような微細藻類(びさいそうるい:ケイソウやランソウなど藻のなかま)を中心に、ゾウリムシやラッパムシのようなせん毛を持った動物、ボドのようなべん毛をもった動物、アメーバのようにはいまわる動物、そしてトビケラやカワゲラや昆虫の幼虫などが生活しています。 |
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川では、いろいろな生物が集まって石の上にも住んでいます。 全体をまとめてみるとこんなヌルヌルの固まりですが、顕微鏡写真で見てきたようにいろいろの生き物がいます。 細菌は、太陽の光を使って光合成をする藻の仲間が細胞の外に出す物質や、川を流れてくる利用できる物質を探してシャーレの中と同じように分裂します。 細菌は、流れてくる水の中の汚れをえさにするので、川は少しずつきれいになります。 増えた細菌をゾウリムシやラッパムシやボド等の原生動物が餌にして増えます。 原生動物は細菌を食べ、川床の昆虫の幼虫は、原生動物や藻を食べています。 このように川の流れの下で、小さな生き物達がいろいろな生物とつながりをもって生きているのです。 |
| 東京農工大学農学部 微生物生態学研究室 |
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