[研究例会]2011年度研究例会
3・11から1年がたつ今日、日本社会の最大の危機はいまだ十分克服されたり
展望できる状態ではなく、特に放射能問題など従来にない課題を抱えて問題は継
続しています。ここで3・11が日本社会を大きく変えてしまったというわけでは
なく、3・11前からすでにあった日本社会の危機が、今回の震災によって加速さ
れ深化されたという意味で、日本社会の構造的危機をとらえる必要があります。
社会の流動化、ネオリベラリズムの影響、グローバリゼーション、古い日本社会
の政治や社会システムの機能不全といった要因のもとで、若者や女性の貧困、地
方の疲弊、格差、高齢化に伴う医療や介護問題、さまざまな社会病理などが観察
されています。地方に足場を持ち、これらの問題にフィールドを通じて関わって
来られた、またアクティヴィストである3人の論者に、現場で問題となっている
こと、そこから立ち上がる理論を提示していただき3・11後の日本社会と理論に
ついて考えたいと思います。
登壇者
コメンテーター
日時:2012年3月11日(日)13:00〜
場所:立教大学・池袋キャンパス8号館2階 8202教室
〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
[大会]第6回 大会
日本社会学理論学会 第6回大会
- 日時:2011年9月3日(土)・4日(日)
- 場所:東京女子大学(アクセスマップ)(キャンパスマップ)
- 〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1
- 大会会場:24201教室(24号館2階)
- 会員控室:24101教室(24号館1階)
大会プログラム
10:50 受付開始
11:00 理事会
13:00 会長挨拶
13:05-15:15 一般報告1 司会:鈴木智之(法政大学)
後藤孝太(立教大学):
夏目漱石の「道徳上の個人主義」――E.デュルケームとの比較から
菅原謙(中央大学):
ヴェーバーの「経験的社会文化諸科学」について
間庭大祐(立命館大学):
H.アレントの革命論における暴力の制御化――はじまりと公的空間の問題
畑山要介(早稲田大学):
ネオリベラリズム概念を再考する
15:25-17:35 一般報告2 司会:天田城介(立命館大学)
鄭裕静(東京大学):
現代日本の労働運動の考察におけるカルチュラル・スタディーズの可能性――R.ウィリアムズの感情構造(structure of feeling)
竹中健(北海道大学):
ケアワークとボランティア――病院における非職業的感情労働の評価
権安理(立教大学):
社会における廃校の意味――廃校の社会理論に向けて
周藤真也(早稲田大学):
「言葉の考古学」から「物の考古学」へ
17:45-18:15 総会
18:45-20:45 懇親会
9:40 受付開始
10:00-12:10 一般報告3 司会:浅野智彦(東京学芸大学)
古谷公彦(政治経済研究所):
心脳問題の解明と社会学
藤本美貴(立命館大学):
ダブル・バインドにおける「逃避不可能性」の構造、およびその深淵
木村達郎(明治大学):
エスノメソドロジーとルーマン理論の相互補完性――組織的行為分析の方法論として
原科達也(早稲田大学):
形式の構成とシステム構成の関係
13:30-16:30 シンポジウム
「社会の危機――社会学理論の挑戦」
司会者: 樫村愛子(愛知大学) 出口剛司(東京大学)
赤堀三郎(東京女子大学):
危機の中の社会学理論
小松丈晃(北海道教育大学):
「リスク社会論」以後とシステム理論
泉啓(東北大学):
「危機」とハーバーマス批判理論――再帰的近代における《政治的》統合
コメント 馬場靖雄(大東文化大学) 保坂稔(長崎大学)
報告を希望する方は、下記の報告申込方法を参照の上、お申し込みください。応募者多数の場合は、研究委員会において調整させていただきます。なお、英語での報告も可とします。
報告のテーマは自由ですが、社会学理論学会にふさわしいものが優先される場合があります。
すでに会員である者か、
報告エントリー期限(6月30日)までに入会申込書を学会事務局に送付した者で、大会開催時までに本年度の会費を完納している者。共同報告の場合は、報告者全員がこの条件を満たしていることが必要となります。
報告希望者は、報告予定者全員分の氏名・連絡先(住所、メールアドレス)と報告概要(タイトル、400字程度の報告要旨)を、6月30日までにメールまた
は郵送(郵送の場合は必着)にて事務局宛に申し込んでください。なお、報告時間は報告者一人につき、報告20分/質疑応答10分です。
〒113-0033 文京区本郷7-3-1
東京大学文学部社会学研究室内(赤川)
日本社会学理論学会事務局宛