1999年3月9日に専門日本語教育研究会発会総会が開催されまして、多数の方の賛同を得て、専門日本語教育研究会(2005.4より専門日本語教育学会と名称改め)が発足する運びとなりました。
従来、大阪大学留学生センター(古城紀雄センター長(当時))により、学内外の多くの方々の支持を得て「大阪大学留学生教育・支援協議会」が運営されておりましたが、この度この会をさらに発展する意向で、多くの大学の専門日本語教育関係者を発起人として、上記のように新たな組織が発足することになりました。
これを機に関係者の皆様に是非ご入会くださいますようご案内申し上げます。
別紙会則にも示しましたように、専門日本語教育学会は、その目的として、専門日本語教育に関する学際的な研究の推進、専門日本語教育の研究・教育の発展ならびに会員相互の連携に貢献することを掲げ、必ずしも従来の研究分野の枠組みにとらわれない新しい分野を開拓し、それを発展させようとしています。
また、本会は、査読を経た学術論文を掲載する『専門日本語教育研究』を発行することによって、広く研究成果を公表することをも目的としています。
なお、『専門日本語教育研究』創刊号から第13号まで刊行されています。
つきましては趣旨をご理解の上別紙の様式にしたがってご入会をご検討くだされば幸いです。
仁科喜久子(東京工業大学)
このたび初代会長故大坪一夫先生、2代目古城紀雄先生に続き、バトンを引き継ぐことになりました。
大坪先生、古城先生がここまで築き上げられた礎を維持発展させるように微力ながら努めますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
「専門日本語教育学会」は1999年に「専門日本語教育研究会」が組織され、それをもとに学会組織となってからは6年を経たばかりです。しかしながら「専門日本語教育」誌は1999年に第1号が刊行されて以来、 2010年12月で第12号を発行したところです。また、年1回行う研究討論会も13回を重ねました。会員数は年々増加していますが、現在200名に満たない小規模の学会です。このホームページ上の学会誌目次にありますように、大学・大学院で学ぶ留学生に要求される日本語運用能力養成のための研究をはじめ、分野に特化した日本語教育のための研究成果を発表し、討議する学会です。近年になって日本政府の留学生三〇万人計画が実施されるようになり、多様な日本語教育の体制がますます必要になっています。いわば Japanese for Specific Purpose(JSP)の教授法の開拓が重要になってきています。大学・大学院で専門の勉学・研究をする留学生の日本語教育は、このJSPの大きな部分を占めています。一方、アジア人財構想、外国人看護師の養成などが話題になっていますが、本学会ではこのような新しい社会的な問題も視野に入れて皆様と一緒に考えていきます。医学、法律、経済などさまざまな専門分野で研究する留学生および外国人研究者、実社会で働く人々に必要な日本語の運用能力とはどのようなものか、どのようにすれば運用できるか、シラバス、教授法はどうあるべきか、その評価はどうかなどを検討し、議論します。
研究協議会において会員の皆様からこのような問題について発表していただき、さらにそこで議論した内容を 発展させて、論文誌に投稿していただきますと、編集委員会が丁寧な査読システムを通して、精査洗練された論文に導くように努力していきます。この分野での新しい発見や必要とされる研究はまだまだありますので、是非本学会の仲間になって、ともに進んでいただく方々をお待ちしております。
なお、2012年3月には一橋大学で第14回研究協議会を開催することになっておりますので、ふるってご参加いただきたく願っております。
北九州市立大学基盤教育センターひびきの分室 池田研究室気付
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(担当:池田)
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