first up date 01 March 2004 / final up date 02 April 2011
Copyright: The Biogeographical Society of Japan
オオフウチョウ Paradisaea opoda Linnaeus 1758
フウチョウはニューギニアを中心に42種.雄の飾り羽が多様で,その誇示行動が独特な中で,オオフウチョウが
代表的です.昔,脚を取り美しい羽毛だけで欧州に輸出され,フウチョウ(風鳥),ゴクラクチョウ(極楽鳥)の
名(Bird of Paradise)がつきました.地元民は各種の飾羽を頭につけて踊ります.近時のニワシドリ(庭師鳥)は
物集めや”庭造り”で雌を誘います.飾羽も”庭”も雌の選択(好み)への雄の努力の結果として多様化しました.
カラス(知能の発達した)に近縁とされています. 解説 黒田 長久
ホタテエラカザリ
Pectenophilus ornatus Nagasawa, Bresciani & Lutzen 1988
ホタテガイ類の鰓に寄生するカイアシ類(甲殻類).成熟雌は体長4-5mmに達し,オレンジ色の5葉に分かれた
袋状の体型となる.日本各地に分布する. 撮影 長澤 和也
イナズマヤッコ Pomacanthus navarchus (Cuvier 1831)
英名はBlue-girdled angelfish.分布域はIndonesia,Philippine to northern Queensland
(日本には分布しない).おもにサンゴ礁域に生息し,海綿,ホヤ類を食べている.
撮影 久保田 正
サクラソウ
Primula sieboldii E. Morren 1873
東アジア,シベリア,日本に分布.日本では,かつては火山灰土壌の地域の落葉樹林や草原などに普通に
みられたが,現在では絶滅が心配されるまでに減少.異型花柱性で主要な花粉媒介者はトラマルハナバチの女王.
解説/撮影 鷲谷いづみ(北海道門別町にて)
コウトウキシタアゲハ Troides magellanus (C. & R. Felder 1862)
紅島嶼(台湾)〜フィリピンの降雨林に生息する広義のトリバネチョウの一種.後翅の黄金の地色は
見る角度によって色彩が変わり,構造色をもつチョウとして知られる.
解説/撮影 森中定治(ルソン島南部にて)